雑記:顕在ファンダと潜在ファンダ

顕在ファンダとはいわゆるスクリーニングで該当する客観性のあるファンダになります。今期の増益率・直近四半期決算の増益率・配当利回りなどです。顕在ファンダは開示から近いタイミングで購入し次の高値をつけたか時間経過をしたら売却するのが良いようです。(次の決算は持ち越さない)
潜在ファンダは将来の増配(配当性向銘柄で上方が期待できる)・好業績に関係する材料(受注や月次やリアル店舗が売れていそう)など普通のスクリーニングでは該当しないものになります。こちらは開示から近いタイミング及び次のカタリストの直前までに購入するのが良いようです、顕在ファンダと違い不確定要素が高いので市場の織り込み具合とも相談になります。
結論としてはわかりやすく顕在ファンダが強いものほど早く買うのが良く、顕在ファンダは急がなくても次のカタリスト直前に購入でも良いことになります。(人気銘柄だったり市場のレベルが高くなると受注のような潜在ファンダでも顕在ファンダのような株価の動きになるようです)
次の決算を跨ぐ場合においても増配などが期待できる潜在ファンダの銘柄は買い持ち越しても良いですが、顕在ファンダの銘柄は持ち越さいないか場合によっては空売りの持ち越しが優位になる感じです。(とはいえ決算跨ぎ自体がブラックボックスな面が大きいのであくまで一つの要因程度になります)

 

 

不定期記録

新規に業績でCLホール・ナガオカ・リビング保証・イリソ、配当期待でアルデプロ・レーサム・ビーロット・芦森・ユシロ・櫻護謨を購入しました。配当株に当たりが多い感じがします。LETECHは決算前までに売却開示がなかったので少し減らしました、ですが長期では買い目線です。

週間記録

セレンディップを売却しました、大きめの修正が出ましたが資料を見るとインベストメント事業による一過性の利益が多かったからです。その他、決算で微妙な銘柄を売却しました。空売りしていたトピー工業を返済しました、想定してたよりも良かったからです。受注回復しているタツモ、高配当で業績上振れの期待できるビーロットを買いました。
決算で気になったのはエフコードとグローバルリンクです。どちらも前回の決算資料で予告していたので気付けると良いですね。グロリンは1qの資料で来期配当100円の予告を考えたら1500円以下のときにもっと買っても良かったなと思いました、ムトー精工、芦森工業も良さそうに見えます。西華産業が増配しました、これも上方修正した時点で増配の可能性は高かったのでもっと買っても良かったです。結局のところ当たりくじの多いセクターが高配当銘柄なのでここを重点的に監視していくのが良いようです、高配当銘柄が上方修正や進捗率の高い決算を出したら買うかどうかの分析を行うのがよいのでしょう。
色々売却して現金比率が多めなので買いたい銘柄があったらそれなりに買っていきたいです、3月の権利落ちまではこの方針になりそうです。

週間記録

新規に富士興産と大和工業を買い、綜研化学を増やしました。
決算から富士興産は配当100円以上、大和工業は400円前後になりそうだからです。決算によるEPSの増加×配当性向×20倍(利回り5%ライン)で計算すると、決算前後で富士興産は株価380円の増加(EPS19×100%×20)、大和工業は620円の増加(EPS78×40%×20)が増加値になります。過去の高配当株を見てもこの値は概ね近くまであがるのでこれか利回り5%の価格より低ければ買ってもよさそうです。
綜研化学は修正予想より2Qが大きく伸び3Qは更に伸びる計画で、かつ配当も良いので更に増やしてもいいかなと感じました。2月の決算から3月末の配当まで期待できるので安心してホールドできるからです。直近上がっているのが難点ですがこのタイプは決算前の価格を割ることは市況の悪化以外ではあまりないので気にせずもっと増やしてもいいかもしれません。
ギックスは利益が想定より低かったので売却しました、長期で持ちたい銘柄を決算が良かったら高値で買うよりも損しても早めに買うほうが精神的に楽なので必要な決算跨ぎはこれからもしていく予定です。
日本食品化工を売却しました、大きめの増配をしたことと利回り5%の4000円付近まできたからです。こちらは5月の決算を見た時からの想定していたトレードになりました、例によって保守的予想の会社なので来年5月の本決算は持ち越さないほうが良さそうです。
配当銘柄について基本的に今期の配当利回り5%が株価の目安になっているようです。ミズホメディ、JESCO、グラファイトのような今期限りの特別配当でも来期のことは気にされてないようです。大末建設、キャリアリンク、NEWARTのように今期の配当が怪しく見えると利回り5%ラインよりも株価は下がるようです。これらをふまえると配当の蓋然性の高い銘柄が利回り5%を越えるような株価なら乖離してるほど買いでよさそうです。富士興産は5月の決算で96円の配当なのに寄り付きは1300円で配当利回り7%越えととんでもないお宝状態だっだようです、こういうのに早く気付けるかどうかが大切ですね。

不定期記録

西華産業三信電気、綜研化学を修正内容が良かったので購入しました。
来週以降の決算で良かったらホールドしたいものを事前に購入しました。ギックスは本決算直後に購入したかったのですが、1Qまでは上がるファンダ要素が少なそうなので様子見していたらかなり下がっていました。Letechも同じですが本決算で光るものがないなら監視だけでいいのかとも感じました(それでも上がって後悔することを考えると早めに購入しておきたくなるのですが)。
Letechは買い増してもよいのですが買い板がスカスカなのでドカっと下げるような時があれば狙いたいです、12月の決算まではとくに材料も出ることもないと思いますので。
JINSを売却しました、増配幅が前期期初予想より大きければ上で小さければ下と想定していました。実際は増配幅が小さいけど株価は上に大幅に上がり株の難しさを感じました。とはいえ月次は好調で上がるのも納得なので、月次の時点で買い優位な状態だったようです。ファンダのシグナルに即座に同じポジションを取るというのは古今東西優位な手法と再確認しました。
自動車部品・電力・証券・観光・食品のセクターは好調なところが多いような気がします、織り込まれていなさそうなのがあれば狙いたいです。
地合いが悪いようです、欲しい銘柄が日経やマザーズの下げに対してより下げるようでしたら買い、連動して同等程度に下げただけなら適正株価に落ち着いたということで様子見な感じでいきたいと思います。ポジション整理は直近に強い材料がない銘柄から売却する感じです。

週間記録

地合いの下げに弱気になりポジションを減らしました。日本色材の反応を見ると決算跨ぎどころか修正期待だけで相場を織り込みにいってるような反応でした。ジンズは月次が悪くないので来期の配当目当てで購入しました。

 

 

 

 

週間記録

LeTechを買い増ししました、決算説明会の書き起こし記事で配当51円予定とのことなので、現在時点で丸三証券につぐ高配当利回りが予想される銘柄になっています。配当性向30%で利益率の荒い不動産なので下振れれば減配のリスクがあります。とはいえ大幅増収を予想していますので上振れた場合の利益のこと・保守予想の会社であること・来期以降の期待もできること、を加味するとレーサム、フェイスネットワーク水戸証券の初動時と同じくらい期待値はあると考えています。現在他に購入したいものがないのでもう少し増やし、1Qの様子を見て売買を考えております。
明豊エンターが売却予定の開示を出していることと保守的なことを考えると買い増す予定です。LeTechや明豊エンターのような事前ファンダが過去最高の状態であるなら高値圏を更新するような状態でもない限りは買ってよい気がします。(私は上がったら買わないクセがあったのでこれは解消する予定です)
トピー工業をショートしました、2Qの数字と鉄価格が下落だからです。高値圏で市況の悪化が見える銘柄はショートして多少のバランスは取っていきたいです。
権利落ちを監視していた「フェイスネット日本調剤アイスコエリッツリアルゲイト萬世電機PCIホールディングスTVEサンメッセ大阪油化工業インバウンドプラット」はほとんど下落しませんでした、配当分すら下落していないのがほとんどです。出来高の少なく優待のない銘柄の配当取りは超有利というのが改めて認識できました。今後狙っていきたいと思います。

週間記録

ハチバンを権利日前に売却して権利落ち日に購入しました。日本色材は修正が出なければ決算前に売却予定です。レーサムは増資するようなので売却しました、チャンスがあればまた購入したいです。
あまり売買はなしです、10月決算を見てPFを変化させたいです。化粧品・飲食・観光・百貨店は買い目線です。

週間記録

証券会社が好調なようです。出来高の少ないの丸八証券今村証券を選びましたが証券セクターをすべて買ったほうがよかったようです、権利の発生する9月末まではリターンゾーンなので手法とも合致していました。
森下仁丹が大きめな上方をしたので売却しました、8/9に上期の上方した分を通期に加算しただけなのでそこまでのサプライズ性がないのに株価が大きく上がったからです。とはいえ業績は良く配当も増やしてるので3月末までは買い目線でよさそうです。ツクルバを売却しました、理由は前回の通りです。ハチバンは9/15が優待権利最終日だったので売却しました、こちらは買い戻す予定です。明豊エンター、モイ、SKIYAKIを業績で購入しました、明豊エンターは保守会社ですが今期の見通しがかなり良いので買い増す予定です。

新規にLETECHを買いました。配当性向高い・高配当・優待廃止・保守予想の会社と定量分析でかなりの好条件だからです。一方でこの条件に当てはまっても株価の恩恵を受けるのは1Q決算後~4Q期間なので1Qに近づくほど・安くなるほどより買いに優位性がでるようです。(日本食品化・アクセル・のむら産業・森下仁丹・三栄コーポなどが同じ条件で購入したタイプで、実際株価の動きも似ています)もちろんこれは上振れた場合の話ですが、下振れても多少の下げに対して上振れれば大幅に上昇するので期待値が凄く良い状態ということです。

ポジション量について
将来のカタリストの前兆が出始めとそのカタリストが出る数日前、ここが多めにポジションを取ってもいいポイントになります。
例えばツクルバでしたら3Qの決算直後に来期業績へ期待と上方修正のカタリストが発生しました、なので決算直後と上方修正前・来期業績前が多めにポジションを取ってもよいところになります(ローリスクハイリターン状態)。逆に決算跨ぎはハイリスクハイリターンなので取るメリット自体がそもそもなくなります(ツクルバ以外の銘柄についてもこの法則は大きく相関しているようです)。今月からはこの時間選考を意識してポジション量を決めたいです。

週間記録

保有はあまり変わらずです。決算を跨いで取れるプラス値は良くて20%程度に対して、決算から次の決算までだと良ければ50%越えもあるようです。マイナス値に振れたときのことを考えると基本的には決算を持ち越さず、決算翌日から決算当日の期待を取るのが期待値は良いようです。とくに季節要因で前決算より減益が予想されるものは持ちこす期待値はマイナスのように感じます(直近PFだとグロリン・ピーアンドビー・のむら産業・日本山村硝子などこれらは次の決算前までに売却の予定です)。逆に季節要因が強いものは上がりすぎてなければ持ち越す予定です(食品加工など)。
ツクルバは上方が出たので決算持ち越すか悩みです。この手のは儲けを考えるならポジジョンを多めに取って上方で売却し、決算を跨がないほうが経験上は良いです。値動きを眺めたいならホールドになります。フリービットは進捗率と株価位置でPTSで購入しました。

個別メモ
・ブロードエンタープライズ 時価総額280億目標 質疑応答よりPER20-30の中期経営を計画してるので経常利益1500くらいを目標?(2024年3月迄に開示予定とのこと)
・アイビー化粧品 全体として化粧品は急激に売れてる模様、一方で売れてるところ売れてないところにわかれているよう。ここは売れている方に属していて2017年の売上を見ると生産能力も高いようす。化粧品は粗利益が大きいのでベントアップ需要が発生して上振れると利益も大幅に増えるのでは?復配も検討しているので上記の想定が消えるまではホールド
・日本色材 上に同じ
・アドバネクス 精密バネ 業績の上下が激しいけど1Qは好調 不人気銘柄でリスク少ない
森下仁丹 上方修正でも株価あまり動かず 業績は良いので3月末まで買い目線
・アイスコ 食品好調 進捗率が良いので上方・増配期待
・JMC 日本製缶 小田原 三栄コーポ シダー ビーピーカストロール ヌーラボ エクストリーム パリミキ SPK ワタミ 今村証券 丸八証券 ハチバン カノークス 進捗率が良くて業績の中身も好調そうなもの